婚活市場拡大で注目度上昇!結婚相談所業界の最新動向と未来展望
近年、晩婚化や未婚率の上昇により、婚活市場は拡大し続けています。2020年の総務省統計局「人口動態調査」によると、未婚率は男性25.7%、女性14.6%と過去最高値を更新。この市場拡大を受け、結婚相談所への注目度も高まっています。
会員数8万6千人突破!男女比と年齢別分布
2023年度のIBJ日本結婚相談所連盟調査によると、会員数は86,399名と過去最高を更新。これは2018年から5年連続で増加しており、婚活における結婚相談所の存在感が増しています。男女別会員数は、男性47,224名、女性39,175名と男性の方が多く、近年は女性の社会進出により経済的に自立した女性会員も増加傾向です。
成婚率6.4%!年齢別成婚率と傾向
2023年度の成婚率は6.4%と、2018年度の5.8%から上昇。これは、結婚相談所のサービス向上や会員の婚活意識の高まりなどが影響していると考えられます。年齢別の成婚率は、20代後半から30代前半にかけて最も高く、その後年齢とともに徐々に低下していく傾向。2023年度の成婚率は、20代後半が13.2%、30代前半が10.8%、30代後半が7.5%、40代前半が4.8%、40代後半が2.9%となっています。
課題と展望:費用、時間、地域格差
結婚相談所業界は会員数の増加や成婚率の向上など明るい兆しがある一方、費用、時間、地域格差などの課題も存在します。これらの課題克服のために、結婚相談所業界は以下のような取り組みを進めています。
- 料金体系の見直し: 分割払いプランや初期費用無料プランなど、様々な料金体系を導入。
- オンラインサービスの充実: オンラインカウンセリングやオンラインお見合いなど、時間や場所に縛られない婚活サービスを提供。
- 地方への進出: 地方都市にも積極的に進出し、地域格差の解消を目指す。
まとめ
結婚相談所業界は、婚活市場の拡大とともに成長を続けています。課題克服に向けた取り組みが進められており、今後はより多くの人が安心して利用できるような業界を目指していくことが期待されます。
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